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古代ギリシャ、特に後期青銅器時代のミケーネの竪穴墓で見つかる、黄金で作られたマスク。 黄金の板を薄く引き延ばし、人の顔の形に成形したもの。葬られた有力者の顔を覆うように配置されていた。 ハインリッヒ・シュリーマンによって発掘されたものが名高い。 →アガメムノンのマスク 参考文献 『図説ギリシア』周藤芳幸 図説 ギリシア―エーゲ海文明の歴史を訪ねて (ふくろうの本)
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詳細は https //ja.wikipedia.org/wiki/ひまわり組_1st_Stage「僕の太陽」 https //48pedia.org/ひまわり組_1st_Stage「僕の太陽」 ひまわり組:劇場公演 (2007.07.01 初演) M01.Dreamin girls 作詞:秋元 康 作編曲:近藤 薫 M02.RUN RUN RUN 作詞:秋元 康 作曲:前澤寛之 編曲:関 淳二郎 M03.未来の果実 作詞:秋元 康 作曲:岡田実音 編曲:高島智明 M04.ビバ!ハリケーン 作詞:秋元 康 作編曲:井上ヨシマサ M05.アイドルなんて呼ばないで 作詞:秋元 康 作曲:宮島律子 編曲:高島智明 M06.僕とジュリエットとジェットコースター 作詞:秋元 康 作曲:上杉洋史 編曲:景家 淳 M07.ヒグラシノコイ 作詞:秋元 康 作編曲:井上ヨシマサ M08.愛しさのdefense 作詞:秋元 康 作曲:BOUNCEBACK 編曲:田口智則・稲留春雄 M09.向日葵 作詞:秋元 康 作曲:多胡邦夫 編曲:近田潔人 M10.竹内先輩 作詞:秋元 康 作編曲:後藤次利 M11.そんなこんなわけで 作詞:秋元 康 作曲:上田晃司 編曲:田口智則・稲留春雄 M12.デジャビュ 作詞:秋元 康 作編曲:井上ヨシマサ M13.夕陽を見ているか? 作詞:秋元 康 作曲:岡田実音 編曲:高島智明 EN1.Lay down 作詞:秋元 康 作曲:上杉洋史 編曲:近田潔人 EN2.BINGO! EN3.僕の太陽 作詞:秋元 康 作編曲:井上ヨシマサ 歌唱 秋元才加、板野友美、大島麻衣、大島優子、小野恵令奈、河西智美、小嶋陽菜、佐藤夏希、 篠田麻里子、高橋みなみ、中西里菜、野呂佳代、前田敦子、増田有華、峯岸みなみ、宮澤佐江 (ユニット) 「アイドルなんて呼ばないで」 小野恵令奈、河西智美、前田敦子、峯岸みなみ 「僕とジュリエットとジェットコースター」 小嶋陽菜、大島優子、中西里菜 「ヒグラシノコイ」 高橋みなみ、増田有華 「愛しさのdefense」 板野友美、佐藤夏希、宮澤佐江 「向日葵」 秋元才加、大島麻衣、篠田麻里子、野呂佳代
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扉は無造作に開かれた。だが無遠慮と言うわけでもないだろう。確認の声はあったし、何より声の主はこの家の主人なのだから。 部屋に入ってきたのは、薄紅がかりの金糸に蜂蜜の瞳をした瀟洒な身形の青年──ヴェイだ。今日の服装は先日の生きた影を織り上げたような三つ揃えではなく、白いリネンの長袖シャツとベージュの上着、ズボンというラフなもの。その為かヴェイ本人からは以前に感じた寒気と違和感はもう感じられない。代わりに護衛なのだろう、ブルネットの髪をした青年がひとり、影法師のように静かにヴェイに付き従っている。 ヴェイと同い年か少し下──二十を少し超えた程度に見えた。夜の影のような濃紺がかった黒髪に清潔なミルク色の肌。此方にはさして興味のない様子で伏せられた瞳は重めの睫毛に縁取られる紫水硝子。人の顔の美醜はさして気にならない性質の俺の目にも、際立った容貌の持ち主であると感じられた。 つくりものめいた清楚な面立ちと真っ直ぐな姿勢、隙のない身のこなし。衣類は黒羅紗で誂えたシンプルなものだが、端正な器量が相俟って華の代わりに品がある。奔放で軽快な印象のヴェイと並ぶとブルネットの彼の方が貴公子然としても見えたが、一歩分引いた立ち居地と周囲に巡らせる自然な警戒がそれだけで印象を終わらせない。この青年は獣なのだと直感的に思った。外形は大人しげですらあるのに注視すれば威圧感と身震いが付き纏う。おそらくはあの──影の獣。ヴェイが親しげに相棒と呼んだ、リオンという生き物が黒髪の青年の正身だろう。紹介されたわけではないが何となしに肌で感じる。そうではないか、と。 力のある人外がひとのかたちを取るのはさして珍しい事例ではない。服のかたちを取るよりは余程ありふれた話だと思う。 何にしろヴェイと彼に挨拶するのが優先だろうと思考を早々に切り上げ、私はぺこりと会釈して見せた。ヴェイはひらひらと片手を揺らして挨拶代わりとしてくる。青年のほうはヴェイの仕草をちらりと眺め見た後に静かな目礼で返してきた。後は特に何か口を挟むでもなく佇んで、遣り取りを見ている様子であった。それが常態なのか寡黙な護衛の方を見て少し笑った後、ヴェイはすぐに私たちの方に視線を向ける。そして、軽い調子で口を開いた。 「病人の寝てる部屋が随分にぎやかじゃねぇのって思ってたケド。やっぱお前が起きたからだったのな。──おはようさん、フィロ」 「おはよう、ヴェイ。別に邪魔と言うことはないぞ。確かに話しこんではいたが、丁度今貴方の話が出たところだったよ」 「そっか? 若い女の子に熱ーく抱きしめられちゃったりしてるからよう。イイ雰囲気だったんじゃねえの?」 にししと実に楽しそうに笑ってヴェイは軽く肩を竦めて見せる。 冗談混じりに言われて、そういえばミステルに抱きつかれたままだったと思い至った。 イイ雰囲気、などと言われるとは思わなかった。ミステルは俺に取っては妹のようなものなのだが、他から見ると男女の仲のように見えたりするのだろうか? 「いや、それはミステルに失礼ではないだろうか?」 言葉をヴェイに投げつつ、ミステルへと視線を落とすと慌しく離れていく。それからぷうと頬を膨らませてミステルはヴェイを睨み抗議した。 「もう! ヴェイってばからかわないで欲しいのよ。若さまとミステルはそういうんじゃないのよ!」 「わかってるって。ちょこっとひやかしただけだろ。あんまり怒るとかわいい顔が台無しだぜ、レディ?」 「そーいうのが、からかってるって言うのよ!」 猫のような身のこなしでするりと近づいてきたヴェイが、ぽんぽんと子供にするみたいにミステルの頭を軽く撫でて宥める。ミステルは少し顔を赤くしたかと思うと、勢いよくかぶりを振った。 一週間の滞在の間にミステルとヴェイは随分と親密になっているようだ。ミステルの態度のくだけ具合は、地下の仲の良い面々といる時に近い。 とはいえ、そろそろ助け舟を出すべきか。ヴェイは先祖のロゼと少しばかり近いところがあるように見える。仲の良い子、気に入った子は構い倒す、そんな気質の持ち主なら、放っておくともう暫くミステルを弄り回しそうだった。 私は口を開きかけ──たが結局何か言う前に閉じた。私が口出しするより早くにヴェイは再度ミステルに伸ばそうとした手を引っ込めていたからだ。見れば、ヴェイの服の袖を、ブルネットの髪の青年が引き留めている。言葉はなかったが、物言いたげにバイオレットの視線が蜜月の顔役に注がれていた。 「……悪い悪い。そうだな、リオン。部屋に来た本題、忘れちゃいけねえよな?」 ヴェイが振り返って青年を呼ぶのに使った名前は、やはりあの獣のものだった。言葉なしに意思の遣り取りをしているらしい様子も同じ。同一人物で間違いないようだ。 暫くヴェイは彼の方を見て、俺たちには聞き取れない遣り取りをしていたようだが、最後にウインクひとつをしてから、俺たちのほうに向き直った。小さく咳払いをひとつ。また口を開く。 「コホン。脱線しちまいそうになったけど、改めて。目覚めてくれて安心した。いきなりぶっ倒れたからビックリしたぜ。お前んトコの剣たちは地上の医者に見せても無駄だって言うしよう。だからって放置もできねえし。とりあ えず家に運んで……さあどうするって所でミステルが来てくれたわけよ」 「ふふーん、地上のお医者様じゃ若さまの手当ては難しいのよ。事情がわかってないと駄目だもの。王さまから預かったものでさささーってミステルがお薬作ったのよ。リリアさまに色々習っておいてよかったのよ!」 ミステルが再度胸を張る。薬草や霊材の扱いに長ける魔女らしく、ミステルもまた薬師としての腕前はいっぱしのものだ。リリアローゼを師事していることもあり、本職の医師ほどとはいかねども、医療や看護に関しては素人よりずっと信頼が置ける。ミステルがいなければ俺はもう少し長く此処で眠る破目に陥っていたかもしれない。 「なんというか、俺は重ね重ねミステルには足を向けて寝れんな。ヴェイにもだが」 「俺は別に当然のことしたまでだし、気にしなくて良いけど。ともだちは冗談抜きにしても大事にしてやれよ。……フィロ、お前は自分で思ってるよりずっと回りに大事に思われてる。倒れたとき、駆けつけてくれる誰かがいるって、幸せなことだぜ? ……世の中には、そういう繋がりを得たくたって得られない奴もいるんだからな」 金色の双眸に真面目な光を点してヴェイは言った。一瞬だけ彼は俺の耳元に唇を寄せた。 「お前は十分許されてるよ」──ミステルには聞こえないように囁かれた内容は、Bar"髪長姫(ラプンツェル)"でヴェイと二人で交わした話を踏まえてのものだった。 俺の弱さ。何時だって何処かで抱いている不安。それは易々と消せるものではないけれど──こうして俺を案じてやってきてくれたミステル。心配してくれた父さまの思いを目の当たりにしてなお、ヴェイの言葉に否定を返すことは出来ようはずがなかった。 大事であれぱあるほどに失うことに、離れることに怯える。不安はきっと、消えない。それでも、信じたい──信じたいのだ。本当は。誰よりも何よりも、大切な人たちのことを。 俺はヴェイへと頷いて返す。与えられる幸福を、無碍にしてはならない。感謝したい。心の澱は底にあれども、未だいているこの気持ちは本当だ。 「……俺は果報者だな。ミステルに──みんなに、感謝している」 誠心誠意まごころを込めてそう口にした。言葉だけで全てが伝わるとも片付くとも思わぬけれど。こうして思っていることは言わなければ伝わらない。 「いいのよ、若さま。もういっぱいありがとうって言って貰ったのよ。若さまが元気になって笑ってくれると、ミステル嬉しいのよ。心配してた"黒帳"や"六道薙"もきっとそうなのよ」 ミステルはゆるゆると首を横に振った後、壁際の剣たちを振り返り見て言った。その言葉に同意するように"黒帳"たちが頷く。 《そそ。坊が気にしすぎる方が困るってものでさ。何時も通りにして下せえよ》 《ミステル嬢やヴェイバロート殿への感謝は大事なことですが、我らに限ってはお構いなく。主を案ずるは剣にとって当たり前のことです、我が主》 「全部当然って思ってんのも腹立つけど、殊勝がすぎんのも考え物だぜ。程ほどで良いんだよ。俺の半分くらいにでも気楽にな」 皆の言葉があんまり優しいから困ってしまう。ああ、俺はやはり甘やかされていると、思う。 でもそれにまたありがとうと言ったりしたらきっと限がないから、俺は少しだけ目元を擦った後なんでもないかのよう、話を続けることにした。 「そうする。ええと……色々と見苦しい所を見せてしまった。話を返るが、俺が倒れた事情については……どの辺りまで話を聞いている?」 「詳しいことはお前が目覚めてから聞いてくれって言われてるから全然聞いてねえ。とりあえずヤバイ病気とかじゃあねえんだろ?」 「ああ。見られてしまった以上は素直に白状しておくが、アレは、俺の弱みで……なんというか、一月か二月に一度くらいああなる。父さまの、古竜の眼の副作用とでも言えばいいだろうか。力を使いすぎると、竜の部分が強くなりすぎて蝕まれるのだ。暫く休めば落ち着くし、大体は前兆があるので此処まで酷いことにはならないのだが。少々間が悪かった……申し訳ない」 「俺に言っちまっていいのか? なんて、意地悪言って試すのは止めとく。迷惑かけられたとかは思ってねえし吹聴もしねえよ」 「そう言われると助かる。……いや、そもそもヴェイは言っていいことと悪いことの区別はついていると思っているが」 「信頼して貰えるならありがたいこった。ま、一通り片がついてからの体調不良で良かったわ。もう完全に治ってんのか?」 口角を上げて軽い笑みを刻んだあと、僅かに首を傾げたヴェイの視線は俺の顔の左側に注がれている。 全快とは言えなかったが、それでも身体を動かせる程度に回復しているのは確かであったので、俺は素直に現状を説明して返した。 「ミステルの薬のおかげで、痛みはもう殆ど引いている。本調子とは行かないが、日常生活を送るのに支障はあるまい。長いことすまなかったな。直に出て行く。私だけでなくミステルも魔剣たちもすっかり世話になってしまったそうで……本当に助かった。ありがとう」 ぺこりと頭を下げて後、視線を部屋内に巡らせる。着替えや荷物がどうなっているかは、"黒帳"たちに聞けば把握できるだろう。気懸かりと言えば宿泊予定だった宿の方がどうなっているかという所か。 何も言わずにこちらに来てしまった形だ。と言うことは契約不履行やらで迷惑をかけてはいないだろうか。気になる。 そんなことを考えながら立ち上がろうとしたらヴェイに押し留められた。 「待った。流石に起きたら速攻出てけとか言わねえし。うちに運んだ後に、元々お前がとってた宿の方は解約しちまってるし……もう少しゆっくりしてけよ。元々会談の後は此処に案内するつもりだったんだ。休暇中宿を転々とすんのも落ちつかねえだろ? このまま俺ん家使えば滞在費の節約にもなるんじゃね?」 驚いてぱちりと片目を瞬いた俺に、ヴェイが口にしたのは俺の心配を払拭する情報であり、申し訳なくなるくらいに好都合の提案だった。 「それはありがたい話だが、しかしそう何時までもお世話になるわけには……」 「病み上がりが遠慮するなっての。一週間も一ヶ月もかわらねえよ。部屋は余ってるし。元々この屋敷は先々代からの持ち物でよ。だだっ広いのに使わねえのも勿体無いし荒れるから、親父の代からは信用できる身内向けに宿泊先として開いてんのさ。下宿代わりにしてる奴もいるし、ちょくちょく足を運んでくれる常連さんもいるんだぜ」 確かにこの客室は、下手な宿の部屋より余程綺麗に整えられて寛げそうな場所だが、だからこそこのまま好意に甘えていいのだろうかと悩んでしまう。 言葉を捜して沈黙した俺に、次に声をかけてきたのは"六道薙"とミステルだった。 《坊、お言葉に甘えてもいいんじゃねえですかい? 蜜月の顔役殿のところなら慣れねえ宿暮らしより安心でさあ》 「ミステルもヴェイが良いって言ってるなら、若さまこのままお泊りさせてもらえればいいと思うのよ。ヴェイお料理上手なのよ? お仕事忙しくない時はみんなにご飯作ってくれるのよ」 ……ミステルは餌付けされているのだろうか? そこそこ味に五月蝿いミステルが上手だと太鼓判を押すのだ。ヴェイの料理の腕前、少し気になるな。 「援護射撃ありがとよ、お二人さん。もちろん、無理にとは言わねえけど……正直なところ言わせてもらうと、また連中の襲撃があるかもしれねえし、眼の届く所に出来ればいて欲しいわけよ。だから、別に宿取るとしても"蜜月(ハニームーン)通り"内で頼むわ。万一があったら下に顔向けできねえもん」 ふたりの言葉を受けてそちらに軽く片目を瞑って見せた後、ヴェイはまた神妙な顔をした。「襲撃」という単語に自然と身が引き締まる。 思い出されたのは、倒れる前にヴェイを襲った黒衣の襲撃者たちのことだった。 「……やはり、あの黒服たちは件の?」 「ご明察。関係者だった。とはいえ、流石に本体に足がつくような情報は握ってなかったけどな。「沈黙の輪」の信者だってのはガチだ。ひとまず眼ェつけられてんのは俺だけだろうけど、どっからあの場に居合わせたとかそういう話が漏れるかわからない以上、暫くは様子見してぇのよ。……悪いな」 苦笑しながらヴェイが紡ぐ声は僅かに苦いものを含んでいる。私は少し考え最終的には首肯をした。 「……。……そういう事情ならば、暫く厄介になる」 《皇子、僭越ながら言わせて頂ければ、『特区』にお戻りになるという選択肢もあるかと思いますが?》 俺の回答を聞き、沈黙を守っていた"黒帳"が意見を口にした。黒騎士の姿を取る魔剣の言う案も一理ある。だが、俺はそれを却下した。 「襲撃を警戒して早々に引き上げた、となると余計な心配をかけてしまうやもしれぬ。それに、元々「沈黙の輪」絡みの件はヴェイに協力すると約束しているのだ。何かあった時、地上にいる方が即座に動けるだろう?」 《……本当に良いのですか?》 "黒帳"の言わんとしていることは何となくわかる。俺が地上で長期滞在を続ければ不安定になるのではないかと案じてくれているのだ。 危機があるという建前があれば、早々に帰還しても、休暇を作ってくれた父さまたちへの面目が立つ。 だが、それは甘えだ。俺を助ける為に、父さまの願いを聞く為に、地上への恐怖と身の危機を押して市街まで出てきてくれたミステルの勇気。強さ。 それを目の当たりにして、ミステルをただすごいと、羨ましいと済ませてしまうのでは余りにも繊弱に過ぎる。 「良い。気遣いは無用だ、"黒帳"。休暇が明けても、これからはもう少し頻繁に、上と下を行き来するようになりそうだしな」 「沈黙の輪」や「闇色の王」の動きについて知ろうとしたり、気をつけるつもりならば、『特区』に篭りきりとはいかない。 大事な場所を守る為にも、俺はもう少し地上とその情報に明るくなっておく必要がある。 俺だって大切な人たちの為に、もう少し頑張れるはずだ。怖くない。大丈夫。 地上で暫く過ごしても、頻繁に出入りしても。父さまやロゼや『特区』の皆との繋がりが直ぐに断ち切られるわけじゃない。 誰かが何か言っても俺の家は、居場所は『特区』なのだから。──そう、心の中、己に言い聞かせる。 「ありがとさん。うちを拠点にしてくれるのが一番警戒しやすいし、守りやすいし、助かるぜ。……ああ、ついでだ。これからも地上に来る時は言ってくれりゃ俺ん家使ってくれていいからよ」 俺の内心の決意を察したかのように、ヴェイは柔らかい表情になってぽんぽんと頭を撫でて来る。 微笑ましいような安堵したような表情が何時もより狭い視界に入ってきて、気恥ずかしくなりついつい頭を横に振った。 先刻のミステルと似たような反応になってしまって益々恥ずかしい。少し視線が下がる。 「ちゃんと滞在費は払う。父上からそれなりの金銭は預かっているのだ。甘え過ぎる訳にはいかぬ」 「貸しは作らせてもらうに越したことないんだけどな。ま、そのほうが気持ちが楽なら貰っとくけど……相場よりお安くしとくぜ。──で、だ。落ち着いたところで一個質問。今夜は何が食いたいよ?」 立てた指を軽く突きつけてヴェイが尋ねてきた。一転して明るい声音だ。小難しい、面倒くさい話は此処までと区切るように。 それを横で聞いていたミステルが「はいはーい」と挙手して自己主張する。 「ミステルもリクエストしたいのよ。いい?」 「オッケーオッケー。今日の晩御飯はフィロが目覚めた記念だ。豪勢に行くからよ。みんなの意見もらう方がいい。ミステルも好きなもんドウゾ?」 ヴェイが意見を受け入れる様子を見せると、ミステルは嬉しそうに表情をほころばせた。余程ヴェイの料理を気に入っているらしい。 「じゃあミステルは煮込んだハンバーグがいいのよ。目玉焼き載せた奴は若さまもすきなのよ!」 「み、ミステル! ……まあ、否定はしないが」 子供じみた料理の好みを暴露されてしまうと少し頬に朱が上るが、さりとて此処で変に否定しすぎるのも大人気ない。結局肯定する形になる。 「なら目玉焼き載せのハンバーグは決定だな。ほら、フィロも気軽に言っとけって。何が食べたい?」 「…………なら、氷菓が、食べたい。"髪長姫"の、夏蜜柑を使った奴……食べ損ねてしまったから」 重ねて問われれば、意地を張って隠すことでもなかったので──素直に食べたかったものを口にした。 良いだろうかとヴェイを窺い見ると、意外なところが来たと言いたげな楽しそうな蜜色と目が合った。 「さりげに楽しみにしてたのネ。なら、店舗の方から取り寄せるかな。あとは──リオンはシチューが良いだろ? "黒帳"と"六道薙"はなんかあるか?」 相変わらず寡黙に控える黒髪の青年に確認を取った後、ヴェイは魔剣たちにも自然に尋ねている。この分だと一週間の間に、ミステルだけでなく"六道薙"たちも随分とご馳走になったに違いない。 剣たちは別段、普段は何かものを口にする必要はないのだが、精霊体を具現している間は食事を取ることが可能だ。味覚も擬似的に備わるので、美味い不味いを感じられるし、食の好みもある。 "六道薙"は見た目に違わず辛党で、"黒帳"は薄味でさっぱりしたものを好んでいる。食べたものは純粋な力に変換され彼らの糧になるので、全くの娯楽と言う訳でもない。 《某は食後に一杯、きゅーっと果実酒のひとつも相伴に預かれれば満足でさ。あんまり辛いモン頼むと坊や嬢が食べれなくなっちまう》 《我の好みと言うか、皇子は起き抜けゆえ、胃に優しい粥辺りを所望したいのだが……》 「酒は了解。なんかいい奴空ける。腹に優しいモンは昼飯で受け付けるわ。フィロ、そもそも今空腹じゃね? 思いっきり話しこんだけど、ずっと寝っぱなしだったし、なんか腹に入れないとそろそろ辛いだろ?」 話題がこちらに帰ってきて、そういえば腹が空いていると意識する。 今まで状況把握に忙しかったが、一度空腹を自覚してしまうと途端に腹の辺りが疼くのだから人間の身体という奴は本当に単純に出来ている。 「そうだな。申し訳ないが、何か頂けないだろうか……?」 皆のいる前で腹の虫が鳴くという自体は避けたかったから、大人しく空腹を訴えた。 「任せとけって。本番は夕食だけど、昼飯もご馳走しちゃる」 するとヴェイは俺の手を取って、自然に引く。促されて立ち上がり、俺の動きを見てから歩き出したヴェイにそのまま続いた。 影のように寄り添うブルネットの髪の青年──リオンもヴェイに合わせて動く。 「じゃあ、食堂に行こうぜ? リストランテ・ベイル開店な。ミステルたちも昼まだなら来いよ。まとめて作る方が楽だからさ」 冗談めかして笑った後、ヴェイは入り口のところで振り返って一度手招き。 「安心したらおなか空いたのよ。ミステルもごはん!」 《折角だから頂きやすかね。テーブルに着く人数は多いほうが美味いってもんでさ》 《……あまり食い意地を張るものでないぞ、"六道薙"。皇子に恥をかかせぬように》 メヘーと、それまで静かに丸くなっていたドリィも立ち上がってミステルについていく。 なんだかんだで全員一緒に来るらしい。賑やかな昼食になりそうだ。 こんなに大勢で食事をとるのは随分と久しぶりな気がする。楽しみだ。心が躍る。 そうだ。無駄に不安に思うことなんてない。地上だって悪くはない。 此方で暫く過ごすのだときちんと決めた、先ほどの決意を思い返す。 大丈夫だ。此方でも俺はひとりじゃないのだから。 何処にいたって、本当に大事なものは見失わないのだから。 歩くような速さで少しずつ前へと進んでいこう。 どんなに焦っても、羨んでも、一足飛びに遥かな何処かにたどり着くことは出来ない。自分のちからで一歩ずつ目指していくしかないのだ。 こうして、俺の地上滞在は──もう一週間を寝て過ごしてしまったけれど──、幕を開けたのだった。
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2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2016年 コメント 2001年 発売日 タイトル ジャンル 備考 03/21 【スーパーマリオアドバンス】 ACT 【F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE】? RCG 【ナポレオン】? RTS 【くるくるくりん】? ACT 06/21 【タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis】? SRPG 07/21 【マリオカートアドバンス】 RCG 08/01 【黄金の太陽 開かれし封印】? RPG 08/21 【ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝】 ACT 10/26 【どこでも対局 役満アドバンス】? 麻雀 12/07 【マジカルバケーション】? RPG 12/14 【スーパーマリオアドバンス2】 ACT 2002年 発売日 タイトル ジャンル 備考 01/25 【トマトアドベンチャー】 RPG 02/21 【どーもくんの不思議てれび】? ACT 03/08 【コロコロパズル ハッピィパネッチュ!】? ACT/PZL 03/29 【ファイアーエムブレム 封印の剣】 SRPG 05/31 【とっとこハム太郎3 ラブラブ大冒険でちゅ】? ADV 06/28 【黄金の太陽 失われし時代】? RPG 07/05 【さくらももこのウキウキカーニバル】? ADV 07/26 【カスタムロボGX】? ACT/RPG 08/09 【ミッキーとミニーのマジカルクエスト】? ACT 09/06 【伝説のスタフィー】 ACT 09/20 【スーパーマリオアドバンス3】 ACT 10/25 【星のカービィ 夢の泉デラックス】 ACT 11/21 ポケットモンスター ルビー RPG ポケットモンスター サファイア RPG 12/06 【くるりんパラダイス】? ACT 2003年 発売日 タイトル ジャンル 備考 02/14 【メトロイド フュージョン】? ACT 03/14 【ゼルダの伝説 神々のトライフォース 4つの剣】 ACT/ADV 03/21 【メイド イン ワリオ】 バラエティ 04/25 【ファイアーエムブレム 烈火の剣】 SRPG 05/23 【とっとこハム太郎4 にじいろ大行進でちゅ】? ADV 06/20 【MOTHER1+2】 RPG 07/11 【スーパーマリオアドバンス4】 ACT 08/01 【ポケモンピンボール ルビー サファイア】? ピンボール 09/05 【伝説のスタフィー2】 ACT 10/24 【オリエンタルブルー 青の天外】? RPG 11/21 【マリオ ルイージRPG】 ACT/RPG 11/28 【F-ZERO ファルコン伝説(ゲーム)】 RCG 12/12 【スーパードンキーコング(GBA)】 ACT 2004年 発売日 タイトル ジャンル 備考 01/29 ポケットモンスター ファイアレッド RPG ポケットモンスター リーフグリーン RPG 02/14 【ファミコンミニ】 他 04/15 【星のカービィ 鏡の大迷宮】 ACT 04/22 【マリオゴルフ GBAツアー】? ゴルフ 05/21 ファミコンミニ第2弾 他 05/27 【メトロイド ゼロミッション】 ACT 06/10 【マリオvs.ドンキーコング】 ACT/PZL 07/01 【スーパードンキーコング2(GBA)】 ACT 07/15 【とっとこハム太郎 ハムハムスポーツ】? SPG 08/05 【伝説のスタフィー3】 ACT 08/10 ファミコンミニ ディスクシステムセレクション 他 08/26 【スーパーマリオボール】 ピンボール 09/16 【ポケットモンスター エメラルド】 RPG 10/07 【ファイアーエムブレム 聖魔の光石】 SRPG 10/14 【まわるメイドインワリオ】 バラエティ 10/21 【F-ZERO クライマックス】 RCG 11/04 【ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし】 ACT/ADV 11/25 【ゲームボーイウォーズアドバンス1+2】? SLG 12/09 【ヨッシーの万有引力】 ACT 2005年 発売日 タイトル ジャンル 備考 01/13 【マリオパーティアドバンス】 パーティー 02/21 【プレイやん(AVプレイヤー)】? 他 オンライン専売無印GBA未対応 03/10 【千年家族】? SLG 04/28 【The Tower SP】? SLG 05/19 【ぶらぶらドンキー】 ACT 06/16 【のののパズル ちゃいリアン】? ACT/PZL 09/13 【マリオテニスアドバンス】 テニス 【ドクターマリオ パネルでポン】 ACT/PZL ファミコンミニ スーパーマリオブラザーズ ACT 再販 【PLAY-YAN micro】? 他 オンライン専売無印GBA未対応 09/22 【スクリューブレイカー 轟振どりるれろ】? ACT 09/26 大合奏!バンドブラザーズ 追加曲カートリッジ リクエストセレクション 他 ネット販売限定 単体起動不可 10/13 【通勤ヒトフデ】? PZL 11/17 ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊 RPG DS版「青の救助隊」と同時発売 12/01 【スーパードンキーコング3(GBA)】 ACT 2006年 発売日 タイトル ジャンル 備考 04/06 【アイシールド21 DEVILBATS DEVILDAYS】? ADV 04/20 【MOTHER3】 RPG 05/18 【カルチョビット】? サッカー/SLG 07/13 bit Generations dotstream? RCG bit Generations BOUNDISH? ACT bit Generations DIALHEX? PZL 07/27 bit Generations COLORIS? PZL bit Generations DIGIDRIVE? ACT bit Generations ORBITAL? ACT bit Generations Soundvoyager? 音楽 08/03 【リズム天国】 音楽 2016年 発売日 タイトル ジャンル 備考 03/16 【ゲームボーイギャラリー4】? ACT WiiUのバーチャルコンソールで配信 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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▼ The Search for Goldmane 依頼者: ゾリボ(Zoriboh) / ラバオ・オアシス付近 依頼内容: サンクティアは元気でやっているの だろうか。様子を探るとともに、 サンクティアの父から預かった 誕生日祝いの品を、サンクティアに 手渡してほしい。 ラバオ Zoriboh 冒険者よ、頼みがある。 Zoriboh ここラバオを出ていった サンクティアだが、まだ帰らん。 チェルバデュライもワシも心配じゃ。 Zoriboh あの娘は、まだ 賞金稼ぎ「黄金のたてがみ」を 捜しているのじゃろうか。 Zoriboh もしそうなら、 あの娘が「黄金のたてがみ」を見つけるか その探索を諦めるかまで、見守ってやって ほしいのじゃ。 選択肢:仕事を受ける? いいえ Zoriboh 冒険に忙しいか。 人助けになど興味はないか。 はい Zoriboh うむ。 やっかいな仕事になるとは思うが、 その分、報酬は弾むぞ。 Zoriboh おっと、それと……、 サンクティアにこれを届けてくれい。 Zoriboh チェルバデュライが サンクティアの誕生日祝いに 渡してほしいということじゃ。 Zoriboh では、頼んだぞ。 だいじなもの 心のこもった包みを手にいれた! 心のこもった包み 綺麗な包装紙で包まれた袋。 よく見ると、包装を何度も失敗して やり直した跡が見て取れる。 どうやら中身は、何種類かの薬瓶の ようだ。 タブナジア地下壕 Quelveuiat 誇らかなり、 誉れ高きタブナジア騎士団! 謳え、我等が勝利を! 凱歌をあげよ! Quelveuiat なんだと!? 白龍を連れた賢女をお探しだと!? パターン1 Quelveuiat その者ならば、 我が試練を見事に乗り越え、そなたと同様 タブナジア侯国騎士に任じられたぞ! パターン2 Quelveuiat その者ならば、 我が試練を見事に乗り越え、 タブナジア侯国騎士に任じられたぞ! Quelveuiat 賢女は、賞金稼ぎ 「黄金のたてがみ」を探している! Quelveuiat そこで、あの者が 生まれ育った場所を教えてやった! Quelveuiat それは、タブナジア群島の西、 そこに築かれた羊飼いたちの集落! Quelveuiat 恐るべき力によって ただならぬ異変が起きている地! Quelveuiat 奴は、そこに生まれたが 羊飼いになるのを嫌い、タブナジアの都に出て 賞金稼ぎという卑しい職に身をやつした! Quelveuiat しかし、 どこぞの魔道士の女と婚姻し、ふたたび 故郷のあの集落に居を構えたということだ! Quelveuiat 人というものは皆、 生まれ落ちたところに、いつか帰るものだと いうことだ! 死した後もまた同じく! リヴェーヌ岩塊群サイトA01 Sanctia 他のところと同じだわ。 めちゃくちゃにぶっこわれちゃってる。 Novice Moogle 仕方ないのでアルクポ。 20年前に、この集落の人たちはみんな 逃げちゃったのでアルクポ。 Novice Moogle そしてちょっと前に、 真龍の王まで帰ってきて、こんな 大変なことになったのでアルクポ。 Novice Moogle さぁ、賞金稼ぎが ここにはいないってわかったから、 早く帰るのでアルクポ。 Novice Moogle ここは、真龍の王の縄張り。 このすごい力には、いくらモーグリでも 耐え切れないのでアルクポ。 Sanctia だめよ。 私は絶対に、「黄金のたてがみ」に 会わなきゃならないの。 Sanctia 彼の隠れ先の手がかりが 見つかるまで、私は帰らないわ。 Novice Moogle ……クポ? Novice Moogle あなたは、 サンクティアを探していた冒険者さん! Novice Moogle もしかしてまた、 サンクティアを迎えに来てくれたので アルクポか? Sanctia ……話はわかったわ。 Sanctia でも、あなたの 手助けなんかいらない。この仕事は 知らない人には警戒しないとだめなの。 Novice Moogle 冒険者の人、 ごめんなのでアルクポ。 Novice Moogle でも、サンクティアは、 パパからの贈り物は受け取るのでアルクポ Sanctia それも、いや~。 Novice Moogle サンクティア、 それじゃ、冒険者さんがとっても 困ってしまうのでアルクポ! Sanctia じゃあ、そうだわ。 このあたりに住んでたっていう、賞金稼ぎ 「黄金のたてがみ」のなにかを見つけたら、 受け取ってあげる。 Novice Moogle またそんな 無茶なことを言うのでアルクポか!? Sanctia 無茶なんか言ってないもの。 (Trunkを調べる) 箱があるが、鍵穴が見当たらず開くことができない……。 よく見ると、とても小さな鍵穴がついている。 箱を開くには、小さなカギが必要なようだが……。 [Your Name]は、Riverne Vultureを倒した。 純銅のカギを手にいれた! 純銅のカギ Rare Ex 純胴でできた単純なつくりの鍵。 (Trunkに純銅のカギをトレード) カギを使って箱を開いた! Sanctia あっ! Sanctia み~ちゃった、み~ちゃった! 今、なにを見つけちゃったの!? 賞金稼ぎに関係するものでしょ!? Sanctia これは……、 3人の赤ん坊の絵? それと、手紙の束だわ。 Sanctia ええと~、 バストゥークの海軍、海軍新兵養成所教官 ヴラディネク(Vladinek)って書いてある……。 Sanctia わかったわ! 賞金稼ぎ「黄金のたてがみ」は、バストゥーク 海軍の力で、守られているのね! Sanctia バストゥーク海軍は、 ずっと海の上にいるから、その人も 誰にも見つけられないんだわ! Sanctia よぉ~し。 バストゥークに行くわよ。 Novice Moogle ちょっ! ちょっと待つのでアルクポ! Novice Moogle 冒険者さんの 預かり物はどうするのでアルクポ! (Trunkを調べる) 箱の中身を確認した後、サンクティアたちはバストゥークに向かったようだ。 大工房 通常時 +... Vladinek なぜか冒険者には、 あまり知られていないようだが、言うまでもない、 バストゥークの海軍は世界一だ。覚えておくように。 Vladinek なにか用かな? ワシは、バストゥーク海軍新兵養成所の 教官ヴラディネクだ。 Sanctia ああ~っ! やっと見つけたわ! Sanctia あれ? なんで、またあなたがここにいるの? Sanctia まぁ、いいわ。 ヴラディネクさんと話させてもらわなきゃ。 Vladinek ワシに用なのかね? Sanctia はい、私はサンクティア。 あることをお伝えするために、賞金稼ぎ 「黄金のたてがみ」を探しています。 Vladinek あの賞金稼ぎを? Sanctia はい。もしかして、 「黄金のたてがみ」は、バストゥーク海軍が かくまっているんじゃないですか? Sanctia 盗賊の団長を捕まえたときに もらえたっていう、すっごくたくさんの 懸賞金を使って……。 Vladinek はっはっは。 愉快なことを言う。 Vladinek バストゥーク海軍は、 いくら金を積まれても、一般人を 戦艦にかくまうことなどはせん。 Vladinek しかも20年もの間、 戦艦に隠れつづけるなど、 正気の沙汰とは思えん。 Sanctia でも~、 でも、この手紙には…… Vladinek ……そうか。 その手紙を見つけてきたのか。 Vladinek ならば語ろう。 ワシが「黄金のたてがみ」に手紙をやったのは、 もうひとりの賞金稼ぎに関してのことだ。 Sanctia それは、 「黄金のたてがみ」と組んでいたという、 「銀刀のイズメニオス」という賞金稼ぎの ことですか? Vladinek そうだ。 そのイズメニオスは、バストゥーク海軍の 千人隊長レオンネルの息子であり、そして ワシの教え子であった。 Vladinek イズメニオスは、 海軍新兵養成所の成績も良く、将来は 指揮官にと、前途を嘱望されていたのだが……。 Vladinek なんの不満があったか ある日突然、賞金稼ぎになると言って、 レオンネル隊長の下を飛び出してしまったのだ。 Vladinek レオンネル隊長は、 去るもの追わずと、イズメニオスを 探そうともしなかった。 Vladinek しかし、実のところ、 あの大戦で同隊に所属し、共に剣を振るった ワシには、レオンネル隊長の胸の内がわかった。 Vladinek そこで家に戻るようにと、 イズメニオスを説得したのだ。 「黄金のたてがみ」の協力も借りてな。 Novice Moogle なんだかんだいっても、 親は子供のことが心配なのでアルクポ~。 Sanctia ……。 Vladinek しかしな、 お嬢さんは知っているだろうか。 Vladinek イズメニオスは、 盗賊団の団長アタルフォーネを捕らえる際に その命を落とした。 Vladinek あの時、 銃士隊に調べさせたところによれば、 イズメニオスが命を落としたは、 「黄金のたてがみ」のせいだという。 Vladinek レオンネル隊長は、 復讐などという馬鹿げたことはせん。 しかし、決して「黄金のたてがみ」を 許しはせんだろう。 Vladinek そういう理由もあって、 バストゥーク海軍が、奴をかくまう ことなど有り得んのだ。 Sanctia じゃあ「黄金のたてがみ」は、 いったいどこにいるのかしら……。 Vladinek そういえば…… Vladinek アタルフォーネ盗賊団の 残党どもが、いろいろと嗅ぎまわっている という噂があるぞ。 Vladinek なんでもビビキー湾の プルゴノルゴ島の持ち主を調べているとか。 Sanctia プルゴノルゴ島……。 Sanctia ありがとう、 ヴラディネク鬼教官! 私、そこに行ってみるわ! Novice Moogle クポォっ!? サンクティアっ!? Vladinek モーグリを連れた お嬢さんも、そこへ行くと言っていたが、 大丈夫だろうか。おまえも知り合いなら、 様子を見に行ってやってはどうか? ビビキー湾 プルゴノルゴ島 (Weathered Boatを調べる) Novice Moogle サンクティアに なんてことするクポアル! Rohemolipaud 黄金のたてがみに 会いにきた者には、死、あるのみ…… Rohemolipaud ……ん? あれもおまえたちの連れか? ならばあれにも。死、を…… [Your Name]は、Rohemolipaudを倒した。 Novice Moogle よかったのでアルクポ! 冒険者の人、勝利したアルクポね!? Novice Moogle あの悪漢は、 どこかに消えてしまったのでアルクポ!? 逃げたのでアルクポか? Novice Moogle じゃあ、もう大丈夫アルクポね! サンクティアは、変なタルタルが助けて この先に運んでくれたのでアルクポ! Novice Moogle でも、サンクティアの 怪我を治すお薬が足りないのでアルクポ。 冒険者の人、持っていないでアルクポか!? Novice Moogle サンクティア! 冒険者の人が、お薬をもっていたでアルクポよ! サンクティアのお父さんから預かったプレゼント だったのでアルクポ! Sanctia お父さんからの……? Sanctia ……うう~。 とっても迷惑をかけちゃったみたい。 ごめんなさい、冒険者さん。 Novice Moogle 大丈夫アルクポか? Sanctia ええ。 おかげで動けるようになったみたい。 Sanctia でも……、 「黄金のたてがみ」の警戒の仕方ったら なかったわね。20年も隠れ住んでただけ あるわ。 Sanctia 今度はちゃんと、 話を聞いてもらわなきゃ…… Novice Moogle また行く気アルクポか!? あの賞金稼ぎ、いくらなんでもやりすぎアルクポ! Novice Moogle サンクティアみたいな 女の子をこんな酷い目にあわせて、 あれじゃまるで…… ??? オニじゃ! ??? アクマじゃ! ??? 人デナシじゃ! Novice Moogle その通りでアルクポ! 弟子入りは諦めるのでアルクポ! Sanctia そうはいかないわ。 私は、「黄金のたてがみ」の一番弟子になって、 一緒にアタルフォーネ盗賊団の残党をやっつけて 大金もちになるんだもの! ??? それならば、もう、 おまえの目標は達成されたようじゃぞ。 Sanctia ……え? Vukki-Chebukki わかっとらんかったのか? さっきおまえさんたちがやっつけたのは アタルフォーネ盗賊団の残党じゃぞ? Novice Moogle 盗賊団の残党を…… Novice Moogle やっつけたでアルクポ!? Vukki-Chebukki あの金髪のエルヴァーンは、 ロエモリポーという殺し屋じゃ。 Vukki-Chebukki 奴らはとうとう、 わしのことを見つけてしまったようじゃ。 この島から逃げないように、あやつは わしを見張っておったのじゃ。 Novice Moogle ……でアルクポということは…… Sanctia ……もしかして、あなたが 伝説の賞金稼ぎ「黄金のたてがみ」!? Novice Moogle でもおかしいでアルクポよ! このタルタルのどこが「黄金のたてがみ」で アルクポか!? Sanctia もしかして、 海風で錆びてくすんじゃった……? Vukki-Chebukki だ~れが、くすんでるんじゃ! 「黄金のたてがみ」というアダ名は、 わしの愛チョコボ「流星号」の立派な たてがみに由来しておる。 Vukki-Chebukki なぜなら…… わしがチョコボに乗ると、チョコボの たてがみにスッポリ隠れて見えないから…… Novice Moogle 人事とは思えないのでアルクポ! Vukki-Chebukki と・に・か・く! わしは賞金稼ぎはとっくの昔に止めた。 盗賊団の残党を倒したんじゃから、 さっさと帰るのじゃ。 Sanctia 待って! 私を弟子入りさせてくださ………… いたたた……! Vukki-Chebukki 養生するのじゃ。 お嬢さんの怪我は、完全に治せなかった。 Vukki-Chebukki しかも賞金稼ぎともなれば、 そんな怪我だけでは済まんぞ。命取りとなる 怪我をも負うだろう。それだけならばまだいい。 Vukki-Chebukki わしのように、 妻と息子達、娘……家族を失うことになるぞ。 Sanctia 息子さんたち? ……それは、もしかして、 この絵に描かれていた赤ちゃんたちのことね? Vukki-Chebukki おお、そうじゃ! よくこの絵を見つけたの! Vukki-Chebukki わしの子供たち……、 わしの最愛の妻……。 Vukki-Chebukki 20年前、わしは、 タブナジア侯都が燃え盛る中、相棒の 「銀刀のイズメニオス」とともに アタルフォーネを追いかけた。 Vukki-Chebukki あの混乱が、 わしらに千載一遇の機会を与えてくれると 信じ、そしてその通りになった。 Vukki-Chebukki しかし、常識ある判断が できたなら、3人の赤ん坊を連れた妻が ひとりでタブナジアから逃げ出すことなど できようはずがないとわかるじゃろう? Vukki-Chebukki ……その結果、 人々に誉めそやされ、この島全体を買うほどの 大金を手に入れたが、これがなんになるだろう。 Vukki-Chebukki お嬢さん、 お嬢さんにはその身を心配する家族が、 大事な人がいよう? ならば、憎まれ蔑まれる、 賞金稼ぎになどなろうとしてはならん。 Vukki-Chebukki まずは冒険者になるといい。 人を助けながら人のために生きておれば、 感謝の心と一緒に、いつしか謝礼がたまって 豊かになっていくもんじゃ。 Vukki-Chebukki ……ほれ。 その門出に、まずはこれをやろう。 盗賊団の残党をやっつけてくれた報酬じゃ。 Sanctia 見たこともない銃と こんなにたくさんのお金……!? Novice Moogle 冒険者さんと 山分けするのでアルクポ! Novice Moogle 借金を返すための 足しになるのでアルクポ! Sanctia うん、わかったわ。 Sanctia 黄金のたてがみさん、 ありがとう……って……! あっ! いつのまにかいなくなってる~!? Novice Moogle なんて速い 逃げ足なのでアルクポ…… Sanctia しょうがないわ。 それに、よ~くわかったわ。 私って、賞金稼ぎには向いてないみたい。 人違いもしちゃうし、逃げられちゃうし。 Novice Moogle やっとわかって くれたのでアルクポ!? Sanctia ええ! だから私、冒険者になるわ! 冒険者さんのとこに弟子入り させてちょうだい! Novice Moogle クポォ!? 選択肢:サンクティアを弟子入りさせますか? いいえ Sanctia なによぉ、け~ち~! Sanctia いいもんね~だ。 じゃあ、ゾリボさんと私のお父さんに、 こう伝えておいて! Sanctia 私はモーグリを師匠にして 冒険の旅に出ることにしまーす! はい Sanctia やったぁ~! ありがとう~! Sanctia じゃあ、師匠~! 私のことはちゃんと面倒みますって、 ゾリボさんと私のお父さんに伝えてください! Sanctia 私はさっそく、 モーグリと一緒に冒険の旅にでてきまーす! Novice Moogle モーグリは どこまでもサンクティアの面倒を みなきゃならないんでアルクポか!? Novice Moogle サ、サンクティア~!? デラックスカービンを手にいれた! デラックスカービン D32 隔600 Lv46~ シ狩忍コ ラバオ Zoriboh サンクティアが 冒険者になったんじゃと!? Zoriboh ……なるほど。 賞金稼ぎ「黄金のたてがみ」にそう、諭されたか。 奴の言うことはもっとも至極あたりまえじゃ。 Zoriboh それで……、 彼女の父親から頼まれた荷物は、 ちゃんと渡してくれたのじゃろうな? Chelvadurai ゾリボの旦那! Zoriboh おお、チェルバデュライ。 ちょうど今、頼んでいた冒険者が戻った ところじゃ。サンクティアはな…… Chelvadurai 冒険者になったんです! 今さっき、私宛てに荷物が……! Chelvadurai 手紙も入っていました。 自分は冒険者になって仕送りをするから、 1日も早く借金を返して、妻のもとへ 帰ってくれ、と……。 Zoriboh そうか。 サンクティアは優しい子じゃな。 チェルバデュライ、おまえも、 生まれ変わって真面目に働かなきゃならん。 Chelvadurai ……はい、はい、 もちろん、そうします、ゾリボの旦那。 Zoriboh 冒険者よ、 いろいろと本当にありがとう。 これは少ないが、ワシらからの礼じゃ。 3000ギルを手にいれた! Chelvadurai 親方も、サンクティアを 見直して許してくれてます。辛くなったら、 いつでも戻っておいでと伝えてください。 Zoriboh サンクティアは、まだ若い。 悪を憎む心、悪と戦う力に満ちあふれている。 ただの冒険者ではなく、人に愛される冒険者に なるじゃろう。 Rudolfo チェルバデュライに 話は聞いた。まさかあのサンクティアが 冒険者になって仕送りを送ってくるとは。 Rudolfo 私は、金さえ 返してもらえればそれでいいからな。 この頃の冒険者は大金持ちだというし…… Rudolfo ひとつ、サンクティアに 賭けてみることにしたよ。有名な冒険者に なって、うちの宣伝に使いたいもんだ。 はっはっは。 ▲ 夢追い旅 黄金のたてがみ ■関連項目 ラバオ , 誓いの雄叫び Copyright (C) 2002-2014 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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消耗品。 とても珍しい金色の小さなヒトデ。 セッション開始時に1d5を振り、出た目が使用回数。 1d100 =50を振り成功したら、水属性の魔法に限り、詠唱を1d5ターン減らせる。 詠唱ターンが0以下になった場合、即時発動になる。 失敗しても回数は消費する。 使い終われば「黄金のヒトデ(素材)」になる。
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メダル オブ オナー 史上最大の作戦 - Medal of Honor Frontline シングルプレイ攻略 - 黄金の獅子 任務 1 破壊工作のための工具を入手せよ 2 追跡を阻止するため車両に破壊工作をせよ(全4台) 3 車庫で工作員のフォックスと合流せよ 4 ドイツ軍将校の制服を入手せよ 5 ゴールデン・ライオンで工作員に接触せよ クリア手順 橋を渡ったら左に進んでMEUBFLSと書かれた看板近くの通路を通って奥にある警報機をスプリングフィールドで狙撃して破壊し(2発)、 警報機近くの緑の扉を開けて机の上にある白い箱から工具を入手(任務1完了)。 その後車4台に破壊工作をして(緑色は後ろ、黒色は前、トラックは前でしゃがんですればばOK)(任務2完了)、 橋まで戻って直進し、細道を通ってフォックスと合流する(任務3完了)。 合流後左斜め前に進んで警報機を撃つか殴るかで破壊し、3台の車に破壊工作をしてフォックスが乗っているトラックの荷台に乗る。 降りたら正面の建物の右にある警報機をスプリングフィールドで狙撃して破壊し、2台の車に破壊工作をしてトラックに乗る。 降りたら右にある通路を通って門の裏に行き、ロックを外してトラックに乗る。降りたら左の建物沿いに進んで警報機を破壊し、2台の車に破壊工作をする。 トラックの荷台の中にあるドイツ軍将校の制服を入手したら(任務4 完了)トラックに乗る。 トラックが破壊されたら道なりに進んでナチスの旗がある建物に入り、左にいるピアノを弾いている敵兵にチップを渡し、 正面のカウンターの横にある階段を上がって奥に進み、正面にあるジョッキを3つ落として喧嘩を誘発させ、 下にいる工作員に接触すればクリア(任務5完了)。
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523 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/11/02(火) 13 29 20.12 O バッチリ……デ…ス…… 524 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/11/02(火) 15 24 28.68 0 時間停止 538 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/11/03(水) 09 36 30.66 0 黄金の……ヤスス 539 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/11/03(水) 10 22 37.89 O ゴールド・ケメッコか 「…そして、時は動き出す。 闇色に輝きながら」 崩れ落ちる少女。 身体は傷つき、息も絶え絶えだがその瞳から光は失われていない。 「いい加減、あきらめたらどうかしら。この世界に永遠なんてないけど絶対という概念は存在する。 あなたと私の間には絶対越えられない壁がある」 「確かにアナタは強イ。 でも私は行カナケレバナリマセン。 皆ガ待ッテル約束の場所マデ」 少女の手には小さな炎。 揺らめきながら徐々に勢いを増していく。 「何年も前の約束に縛られて故国での安穏な暮らしを捨てるなんて馬鹿げてるわね。 いいからここは引きなさい。 私たちは出来るだけ大陸と事を構えたくない」 闇色の女の言葉は少女には届かない。 掌に宿した炎は自らの衣服を焦がし始めてることも気に留めようとしない。 それを見た闇色の女は手をかざす。 不毛な戦いに終止符を打つために。 「時間よ、止ま…」 「アナタは嘘をついてマスネ」 少女の言葉を聞いた女は能力の発動を止めた。 「嘘。 一体どういうことかしら」 「私は嘘つきダカラ他人のツイた嘘もワカル。 アナタは時間など止めてイナイ」 闇色の女の目が面白い生き物をみつけたように、活き活きと輝いた。 「興味深いわね。 あなたのお話聞かせてもらえるかしら」 「刃ァーーーッ」 炎が少女の返答だった。 極限大に燃え上がった火炎弾をこともなげにかわした女は、危ないじゃないと笑いかける。 少女のの掌から二弾、三弾と放たれる炎。 「アナタは時間ヲ止めてなんかイナイ。 何故なら時間の停止、すなわち地球の自転の停止を意味スル」 時速1万7千kmの運動体が停止したことによる慣性モーメントは地表の構造物の98%を薙ぎ倒す突風と、地盤の崩壊をもたらすはず。 そうした異変が未だ観測されていないということガ、女の能力の実相が時間停止とはかけ離れていると言う少女。 言葉と同時に放たれた炎は女と自身の周囲を取り囲み、熱せられた蒸気が押し寄せてくる。 女はといえば、その熱気さえ感じていないような涼しげな様子だ。 さっきまで無感動だった顔には賞賛の色が浮かんでいる。 「正解よ。 私は時間なんか止めてなんかいない。 あなたの大きな頭にはそれに比例した素晴らしい脳細胞が詰まっているのね、素晴らしい。 こんな素晴らしい人材を不毛な戦いで失うわけにいかないわ」 だから、矛を収めて故国に戻りなさいという女の言葉は、やはり少女には届かなかった。 「アナタが時間を止メルことが出来ナイならば、コレからの攻撃を回避スルことは不可能デス」 少女の言葉に不穏な空気を感じた女は制止する。 やめなさいと。 そんなことをすればあなたも生きてはいないと。 「皆に会エナイのは残念デスが、アナタを今討ち漏ラセバ皆の脅威にナルことは確実デス。 だから、ここで…由於骨灰塵」 炎で張られた結界が一気に収束する。 結界内に存在するものを全て灰塵に帰す命を代償にした攻撃が発動された。 バッチリ……デ…ス…… 薄れゆく意識の中で少女が最後に見たのは、闇色の女が黄金に輝く姿だった。 悼むような眼差しで自分を見つめている… 少女の命の炎が消え去った。 女はそこに立っていた。 そう私は時間なんか止めていない。 もしも止めれるならば、その真理に迫ったあなたの頭脳に敬意を表して何としてでもあなたの命を救ったでしょうね。 自分のチカラに初めて気づいたのはまだ研究に携わっていた頃だった。 実験の結果をコンピューターで解析させている間に、次の行程表を作成中に思った。 (まったく、時間がいくらあったって足りやしない。 時間が止まればいいのに) 次の瞬間、研究室内の音が消えた。 CPやプロセッサの稼動音がしない。 行程表を作成していたパソコンのディスプレイではカーソルが点滅を止めている。 趣味で卓上においていたアナログの時計の秒針も止まっている。 何これ、と動かそうとした指先を激痛が襲った。 痛っ、いやこれは火傷の熱さ。 その瞬間女は悟った。 自分が超高速の世界にいることを。 そう時間を停止することは地球全体に甚大な影響を与える。 そのことに考えが至った私は、自分が音速を遥かに超える超高速で移動する能力と感覚に目覚めたという結論に到達した。 でも、生身の人間が大気中を超高速で移動すれば、大気との摩擦で肉体が燃え尽きてしまう。 役目を終え大気圏に突入した人工衛星のように。 だから私は開発したのよ。 大気圏内に突入した宇宙船が遭遇する1500℃の熱にも耐えうる人工皮膜を。 でもあなたの生命の炎はそれすら破るところだった。 これも共鳴という絆の為せる業なのかしら。 チカラを手にしてからの私はそれまで以上に孤独になった。 でもあなたは違ったのね。 この世界に永遠など存在しない。 でも存在しないからこそ人は永遠を求め、一瞬の輝きを残す。 高熱と反応して金色に変色した人工皮膜の残骸をまとわりつかせながら女は歩き出す。 この黄金の輝きはあなたの精神の輝きよ。 刹那の先で巡り会うことがあったなら、またお話しましょう。
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黄金のパトラ コスト 23 レベル 1 MAX 進化元 褐色のパトラ (A) 進 化 素 材 褐色のパトラ (A) - ランク A HP 455 1,013 進化先 砂漠の国のパトラ (A+) 褐色のパトラ (A) - MAX Lv 50 攻撃 393 959 進化費用 300,000 - - No.0475 Aスキル サンダーヒール+ 雷属性の味方のHPを小回復 売却価格 10,600 - - 編集 Sスキル 雷の紋章 (7) ジャンルパネルを雷属性化 入手方法 進化 個別データ 備考
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黄金の夜明け団(おうごんのよあけだん、The Hermetic Order of the Golden Dawn)は、19世紀末にイギリスで創設された近代西洋儀式魔術の秘密結社である。黄金の暁会、ゴールデンドーンなどとも訳され、GD団と略される。 概要 1888年3月1日、ウィリアム・ウィン・ウェストコット、マグレガー・メイザース、ウィリアム・ロバート・ウッドマンの3人によって発足した。最盛期には100名以上の団員を擁したが、内紛により1903年頃までに3結社に分裂する。 その教義はカバラを中心に、 当時ヨーロッパでブームを起こしていた神智学の東洋哲学や薔薇十字団伝説、錬金術、エジプト神話、占い、グリモワールなどを習合させたものであった。 教義の習得ごとに、生命の樹(カバラの創世論の図)になぞらえた位階を設定。昇格試験を経て上位の位階に進むというシステムを採用し、一種の「魔法学校」の様相を呈していた。後の多くの西洋神秘主義団体も、このシステムを受け継いでいる。人間の階級は当初最低が「ニオファイト」で最高が「アデプタス・マイナー」であるとされていたが、後期には指導者が勝手にそれらより上の階級である「アデプタス・メジャー」等を名乗り始める。 長らくその内容は謎に包まれていたが、イスラエル・リガルディによって出版されて公に知れることになった。なおリガルディーはのちに自宅を魔術マニアに荒らされ、コレクションを盗まれる。これを天罰だという向きもあった。